
協定を結んだ全日本不動産協会県本部の〓木剛俊本部長(右)と宮崎悦男市長=小千谷市役所
    新潟県小千谷市が、空き家に関する情報提供に力を入れており、売却や購入の相談が急増している。2024年度の相談数は既に23年度の4倍を超え、07年度から運営している空き家情報バンクの新規登録数も3倍となった。情報バンクのさらなる活用に向け、全日本不動産協会新潟県本部(新潟市)と協定を締結。空き家の利活用を移住の促進にもつなげたいとしている。
小千谷市U・Iターン支援室によると、市内には空き家が500軒以上ある。12月10日時点の売却や購入の相談は346件で、2023年度は82件だった。売却と購入の相談件数は、ほぼ同じだという。24年度の空き家の購入は20件。市内での転居が10件と最も多いが、市...
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