
サーブを打つ五十嵐真子=エディオンアリーナ大阪
バレーボールの第38回全国都道府県対抗中学大会は12月27日、大阪市のエディオンアリーナ大阪などで男女の決勝トーナメントを行った。
女子の新潟県選抜は1回戦で静岡を2-0で下したが、2回戦の茨城にはフルセットの末に敗れ、8強入りはならなかった。
男子の新潟県選抜は1回戦で長崎に0-2で敗れた。
◆多彩なトスでチームに貢献、セッター五十嵐真子「全員で戦い楽しかった」
女子の新潟県選抜は、2回戦でフルセットの末、茨城に敗れて8強入りはならなかった。セッター五十嵐真子(東北)は「悔しいけれど、全員で戦うことができ、楽しかった」と前向きに話した。
五十嵐のサービスエースで流れに乗り、1セットを先取したが、2セット目以降は相手の強打と的確なレシーブでリードされた。
苦しい展開の中でも、多彩なトスで相手のブロックを惑わせ、得点を積み上げた。「満足のいくプレーができた」と振り返る。練習からメンバーと話し合い、タイミングを調整した成果を発揮した。
「ずっと一緒にバレーをしていたい」と五十嵐が話すほど仲が深まったチーム。試合直後は、全員で悔し涙を流したが、互いにこれまでの成果を励まし合い、笑顔に変わった。
五十嵐は高校でも競技を続ける。「遠い距離へのトスもできるようになりたい」と話した。
(運動部・奥野郁子、写真も)
◆相手の堅い守備に苦戦、エース樋山風伍(中之口)「自分が点を決めたかった」
男子の新潟県選抜...
残り318文字(全文:850文字)






















