
「糸魚川ジオパーク検定」達人級の合格証を受け取る西澤ひなたさん(中央)。奥は歌川功一さん=糸魚川市役所
新潟県の糸魚川ジオパーク協議会(事務局・糸魚川市)が2024年秋に実施した「糸魚川ジオパーク検定」で難関の達人級に2人が合格し、米田徹市長から12月24日、合格証や特典が手渡された。
達人級は学芸員レベルの知識が試され小論文もある。事務局によると、2011年から102人が挑み、今回の2人を含め合格者はわずか9人の狭き門だ。
合格した新潟大理学部4年の西澤ひなたさん(22)は大学で岩石について学んでおり「ジオパーク全体をちゃんと勉強したという証しがほしかった」と語った。6回目の挑戦で突破した糸魚川市の歌川功一さん(80)は「本だけでなく、地域をまわって勉強した」と振り返った。
米田市長は「難関...
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