
年頭訓示をする渡辺竜五市長=6日、佐渡市役所
仕事始めの1月6日、新潟県佐渡市の渡辺竜五市長は市役所で年頭訓示を行った。幹部職員ら約30人を前に「去年と同じことをしていては必ず負ける。挑戦、変革、攻める一年にしていきませんか」と呼びかけた。
渡辺市長は「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産登録などに沸いた2024年について、「大きな節目の年だった」と述べた。ことしは、少数与党による政権運営や、米国の新大統領就任など、国内外で不安定な状況が続くとし、「日本が試される一年。その全てがわれわれの仕事にも反映されてくる」と語った。
島内では人口減少が進み、それに伴う医療危機などの課題が山積している。「自治体は全てを担うからこそ、やりがいがあり、...
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