新潟県の地域おこし協力隊員に任命された千葉太さん(左)=1月14日、県庁
新潟県の地域おこし協力隊員に任命された千葉太さん(左)=1月14日、県庁

 新潟県は、新潟駅南口のイノベーション(技術革新)拠点「NINNO(ニーノ)」に集積する企業と、県内企業や自治体との連携役を担う県版の地域おこし協力隊員として、広告大手博報堂の元社員、千葉太(はじめ)さん(58)を任命し、1月14日に委嘱式を行った。IT・イノベーション分野での隊員の着任は初めて。ニーノを運営するコンサルティング業のイードア(東京)が受け入れ先となる。

 新潟県は2022年度から地域おこし協力隊の事業を開始し、千葉さんを含めこれまで16人を任命。任期は最長3年で、県内で広域的に活動する。

 千葉さんは北海道出身で、都内の大学を卒業後、博報堂で営業などを担当。退職後は東京都庁で子ども...

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