トライアスロン年代別選手権大会最終戦の宮崎大会でゴールする髙橋克哉さん=2024年11月、宮崎市(髙𣘺さん提供)
トライアスロン年代別選手権大会最終戦の宮崎大会でゴールする髙橋克哉さん=2024年11月、宮崎市(髙𣘺さん提供)

 スイム、バイク(自転車)、ランの3種目で競うトライアスロンは「鉄人レース」と呼ばれる過酷な競技だ。新潟県南魚沼市茗荷沢の髙橋克哉さん(55)は2024年、日本トライアスロン連合主催の「エイジグループ・ナショナルチャンピオンシップシリーズ」(年代別選手権大会)55〜59歳の部で日本一に輝いた。「今年は連覇を狙いたい」と意気込む。

 トライアスロンを始めたのは24歳の時。同じ集落に住む競技経験者の話を聞いて「やってみたい」と思ったという。「無理ならやめる」くらいの軽い気持ちで、南魚沼市坂戸のディスポート南魚沼で水泳を始めた。競技については本やDVDを見て、独学した。

 最初に出場した巻町(当時、現新...

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