相次いだ欠航や機材トラブルについてオンライン会見で陳謝するトキエアの長谷川政樹社長(中央)ら幹部=15日
相次いだ欠航や機材トラブルについてオンライン会見で陳謝するトキエアの長谷川政樹社長(中央)ら幹部=15日

 新潟空港を拠点とする航空会社トキエア(新潟市東区)は1月15日、オンラインで記者会見を開き、2024年12月中旬から続いた欠航や機材トラブルについて、長谷川政樹社長らが陳謝した。機材整備に時間がかかったことを受け、改善策として、屋内で整備作業ができる格納庫を中部国際空港(愛知県)内に借用する方針を示し、予備の部品の適切な確保に努めるとした。21日には従来の2機体制に戻る見通しだと説明した。

 トキエアは新潟-札幌(丘珠)線、新潟-仙台線、新潟-名古屋(中部国際)線の3路線を2機で運航してきた。24年12月15日に2号機が落雷で損傷し、残った1号機でダイヤを縮小して運航してきたが、部品の交換が必要な不具合が相次ぎ、欠航を重ねた。今月も7〜14日の計8日間は全便欠航。15日に1号機の運航を再開した。

 会見で長谷川社長は...

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