スーパーいちまんの野菜売り場。葉物を中心に高値が続く=1月16日、新潟市西区
スーパーいちまんの野菜売り場。葉物を中心に高値が続く=1月16日、新潟市西区

 野菜の産地が天候不順に見舞われ、出荷量が減った影響で、全国的に野菜価格が高騰している。特にキャベツやハクサイが顕著で、新潟県内スーパーでも平年の2倍以上の高値になっている店がある。一方、あえて野菜を安く売り、客を呼び込もうとする動きもある。

 新潟市西区のJR内野駅近くにあるスーパーいちまんでは16日、税込みで愛知県産キャベツが1玉505円、茨城県産ハクサイが1玉851円で売られていた。

 近所に住む主婦(78)は「高いのでキャベツやハクサイは買わなくなった。安い野菜を選んでいる」と話し、カブをかごに入れた。

 高井慎二取締役会長(82)によると、ハクサイは平年の2倍以上の価格だという。いずれも仕...

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