市民俗資料館を見学する筑波大の学生ら=加茂市加茂
市民俗資料館を見学する筑波大の学生ら=加茂市加茂
市民俗資料館を見学する筑波大の学生ら=加茂市加茂

 筑波大学で日本の歴史や文化を学ぶ学生が加茂市を訪れ、地域の食や文化について調査した。歴史施設を見学したり、地元住民に聞き取りをしたりして、地域研究の手法を学んだ。

 11月に4日間行われた調査には、人文・文化学群比較文化学類日本研究コースの学生ら7人が参加した。コース担当の長尾宗典准教授(日本近代史)が長年、加茂町立図書館(現・市立図書館)創設に尽力した坪谷善四郎(1862〜1949年)を研究していることなどから、加茂市が実習先になった。

 学生は「雁木(がんぎ)の機能の変遷」「加茂の書店・文房具店について」など、各自で加茂市に関する調査課題を設定。市民俗資料館を見学し、市役所や商店街などで聞き...

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