新潟大の新施設「“脳といのち”のイノベーションハブ」を内覧する関係者ら=18日、新潟市中央区
新潟大の新施設「“脳といのち”のイノベーションハブ」を内覧する関係者ら=18日、新潟市中央区

 新潟大学は18日、新潟市中央区の旭町キャンパスに新設した施設「“脳といのち”のイノベーションハブ」(BIH)の開所式を行った。新潟大脳研究所が持つ日本屈指の脳研究の資源などを生かして国内外の企業、他大学と連携。脳や生命科学分野での革新的な取り組みの拠点を目指す。

 BIHは、新潟大の福利厚生施設跡地に建設した。4階建てで、総面積は約3千平方メートル。創薬やヘルスケア、食品産業など多様な分野との連携を想定し、建物の1、2階に外部との共同研究などに活用するコワーキングスペースやオープンラボを設けた。

 3、4階は今後、...

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