上越信用金庫(上越市)は、顧客企業を対象にした2025年の経営見通しのアンケートをまとめた。自社の業況見通しを「悪い」としたのが49・4%を占め、「良い」の12・7%を大きく上回った。上越信金は「円安や燃料・物価高が続き、明るい展望が描けないのだろう。人手不足や高齢化もあり、事業の将来への不安もあるようだ」とみている。

 調査は316社を対象に2024年11〜12月に行い、314社が回答した。良いと答えた内訳は「非常に良い」は0%、「良い」が1・3%、「やや良い」が11・5%。悪いと答えた内訳は、「非常に悪い」が1・0%、「悪い」が10・2%、「やや悪い」が38・2%だった。「普通」は37・9...

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