
らいわ弥彦のレンタル書棚の利用を呼びかけている徳永絹枝館長=新潟県弥彦村矢作
新潟県弥彦村図書館「らいわ弥彦」(矢作)は、館内の書棚を希望者に有料で貸し出し、自由に使ってもらう取り組み「ひと箱図書館」を実施している。だが認知度が低いためか利用は伸び悩んでおり、らいわ弥彦は「小さな図書館の館長になった気分で利用してほしい」とPRしている。
書棚のレンタルは図書館のオープンから間もない2023年夏にスタートした。館内の書棚のうち、小サイズ(高さ・幅28センチ、奥行き25センチ)を1カ月300円、大サイズ(高さ・幅65センチ、奥行き32センチ)を同600円で貸し出している。村内外、個人・団体を問わず利用できる。
らいわ弥彦によると、新潟県内の公的な図書館では珍しい取り組みだ...
残り214文字(全文:514文字)