
中華鍋などを日本製と偽って販売したとして、新潟県警三条署などは1月27日、不正競争防止法違反(誤認惹起(じゃっき)行為)の疑いで、調理器具の開発・販売などを行う「美吉」(燕市)代表取締役の女(37)=新潟市江南区=と、会社員の男(37)=新潟市江南区=を逮捕した。三条署によると、食品以外で誤認惹起行為による逮捕は県内初。
逮捕容疑は2023年12月〜24年8月、国内で製造されたものではないのに蒸し器付き雪平鍋に「日本製」、中華鍋に「モノづくりで有名な燕三条の工場で作りました」などと虚偽の表示や広告を出し、県内の卸売業者らに雪平鍋29個を計約5万2千円、中華鍋1個を6280円で販売した疑い。
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