新潟県内各地から集まったひな人形が新潟市秋葉区小須戸の商店街を彩る「在郷町小須戸ひな・町屋めぐり」が2月1日から始まる。2025年で10周年を迎えることを記念して、主要会場を一つ増やし、これまでよりたくさんのひな人形を展示。地域住民らは多くの来場を期待している。
小須戸のひな・町屋めぐりは、冬場に活気がなくなる商店街を盛り上げようと、小須戸コミュニティ協議会が2016年に始めた。当初は地域の折り紙サークルが作ったひな飾りを展示していたが「本物も飾りたい」と、ひな人形を募集したところ、県内各地から約30セットが集まり、それらを地域内で展示するようになって、イベントの輪が次第に広がってきたという。

2025年は主要会場に、町屋ギャラリー薩摩屋、旧・わかば会場、小須戸まちづくりセンターのほか、新たに旧・越後天然ガス会場を...
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