民間事業者への超長期貸し付けでリニューアルする万代テラス＝新潟市中央区
新潟県は新潟市中央区の信濃川右岸にある広場「万代テラス」の活性化を図るため、民間に対し、最長３０年間の超長期貸し付けを行う。港湾環境整備計画制度（みなと緑地ＰＰＰ）を活用する県内初の事例となる。民間資本を積極導入することで、行政負担の軽減と、にぎわい創出を両立する。早ければ２０２６年春にも先行部分がリニューアルする見通しだ。
ＰＰＰ（公民連携）は公共施設の建設や維持管理、運営を、民間資金を活用して行う考え方。人口減少などに伴い、全国の自治体の財政が厳しさを増す中、国がさまざまな公共分野での導入を推進している。みなと緑地ＰＰＰは２２年度の港湾法改正で可能になった。
選定された事業者はカフェや飲...
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