
教育環境について議論した検討委員会の最終会合=1月30日、見附市役所
新潟県見附市の小中学校の教育環境について議論する「市立学校配置等検討委員会」は1月30日、見附市役所で最終の会合を開き、早期に学区の見直しを行い、学校統廃合を行うよう求める答申案をまとめた。3月末までに、教育長に答申する予定だ。
答申案では、学区見直しと統廃合を進め「持続可能な教育環境を実現するための規模に集約すること」とした。複式学級のある小規模校から中大規模校への通学を可能とするなど、学びの場を選べる環境整備、地域事情を考慮した通学手段の確保などを盛り込んだ。
委員長を務める遠藤英和元新潟大教職大学院特任教授は会合後、「統廃合を含めた適正化計画の土台となる考え方が出せた」と話した。
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