
新潟県佐渡市小木琴浦の海岸で、生きた伊勢エビが流れ着いているのをダイビング中のダイバーが見つけた。県水産海洋研究所(新潟市西区)によると、県内で伊勢エビが見つかったのは5例目。海流に乗って流れ着き、成長したとみられる。専門家は、温暖化による海水温の上昇で、温暖な海に生息する伊勢エビが日本海でも生き延びている可能性を指摘している。
伊勢エビは2月1日、小木琴浦の岩場近くで3匹が見つかった。いずれも体長は25センチ前後で、ダイバーが海へ放した。
県水産海洋研究所やマリンピア日本海によると、伊勢エビの生息域は千葉県以...
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