
倒木で一時、車が通れなくなった護国神社近くの道路=2月8日午前11時30分ごろ、新潟市中央区
この冬一番の強い寒気の影響で新潟県内で降り続いた大雪は2月8日朝までにピークを越えた。しかし、「顕著な大雪に関する気象情報」が出た新潟市をはじめ、道路に残った雪による渋滞や公共交通機関の運休といった影響が各地で終日残った。
大雪の影響で新潟日報朝刊の未配達や遅れが生じています。ご購読者の皆さまに、ご迷惑をお掛けしていることをおわびいたします。2月9日(日)まで新潟日報デジタルプラスで「最新の紙面」を無料公開しています。スマートフォンやパソコンなどでご覧いただけます。ご利用ください。「最新の紙面」はこちらから>>
新潟地方気象台によると、12時間降雪量は2月8日午前2時までに新潟市中央区で50センチ、新潟市東区で42センチ、8日午前1時までに佐渡市で38センチとなり、いずれも観測史上最大を記録した。8日午後7時現在の積雪は、魚沼市(守門)で318センチ、津南町で292センチ、新潟市中央区で39センチなど。阿賀町では午前4時に観測史上最大の194センチとなった。
人的被害もあった。2月8日午前11時半ごろ、新潟市西蒲区の路上で50代男性が倒れているのが見つかり、死亡した。現場の状況から除雪作業中だったとみられる。上越市板倉区でも雪下ろし中に転落し、50代と80代の男性がそれぞれ腰を打撲する軽傷を負った。

JR東日本によると、2月8日は除雪が間に合わず、...
残り609文字(全文:1046文字)