藤井商店が設置した太陽光パネル。第一工場(右奥)と第一倉庫(右手前)の屋根に新たに設置した=弥彦村美山(同社提供)
藤井商店が設置した太陽光パネル。第一工場(右奥)と第一倉庫(右手前)の屋根に新たに設置した=弥彦村美山(同社提供)

 米穀卸業の藤井商店(新潟県弥彦村美山)は、自社の屋根に太陽光パネルを新たに設置した。既に導入済みの分も合わせて、太陽光パネルの発電で自社電力全体の3割ほどを賄うことができる。

 今回設置したのは、第一工場と第一倉庫の屋根計約5870平方メートルで、1月23日に稼働した。出力は821キロワットで、2010年に設置した第二工場屋根などの200キロワットと合わせて、出力は1メガワットを超えることになった。藤井商店によると、年間約100万キロワット時以上の発電量となり、一般家庭約300世帯分に相当するという。

 工場では主食用米や米菓米、酒米の精米のほか、米粉の製粉などを行っており、電力は主に機械稼働に...

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