
ハンドパンを演奏する竹山キョんさん(左)=2月9日、三条市旭町1
素手で打つことでさまざまな音を出すことができる円形の金属楽器「ハンドパン」。日本では数少ないビルダー(製造者)がいる縁で、新潟県燕三条エリアで暮らした経験のある奏者が2月9日、三条市へ「帰還」して演奏を披露し、ハンドパンを通じた交流を深めた。
交流しているハンドパン奏者は、北海道旭川市の竹山キョんさん(26)。札幌市出身で道内を転居しながら育ち、社会人になってからは旭川で働いていた。もともと打楽器に興味があり、7年ほど前にインターネットでハンドパン演奏の動画を目にして、「うまくなりそうだ」と直感した。ライブの前座や路上などで演奏活動をするようになった。
演奏活動をする中で、新潟県燕市笈ケ島の...
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