
米坂線の早期復旧の要望書と追加の署名を県に提出した地元団体のメンバー(左)=2月10日、県庁
2022年の新潟県北豪雨で被災し、バスでの代行運行が続くJR米坂線の早期復旧を求め、地元の住民団体が2月10日、県庁を訪れ、花角英世知事宛ての要望書と署名を提出した。提出は3回目で、署名は計1万1479筆となった。
米坂線は坂町(村上市)-今泉(山形県)が不通で、バスによる代行運行が続いている。提出したのは沿線住民らでつくる「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」。考える会は24年11月までに約5600筆の署名を提出しており、今回はインターネット上で集めた署名を中心に追加提出した。
米坂線は復旧後の運営方法を巡り、県など沿線自治体とJR東日本の協議が続いている。県交通政策局の太田勇二局長は、...
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