花角英世知事(右)に要望書を手渡す「JR米坂線復旧関川期成同盟会」の中倉虎治会長(左)=12月25日、県庁
花角英世知事(右)に要望書を手渡す「JR米坂線復旧関川期成同盟会」の中倉虎治会長(左)=12月25日、県庁

 2022年の新潟県の県北豪雨で被災し、代替バスによる運行となっているJR米坂線の早期復旧を求めるため、関川村の住民でつくる「JR米坂線復旧関川期成同盟会」のメンバーらが12月25日、県庁を訪れ、花角英世知事に要望書を手渡した。

 山形県側からも「復旧小国期成同盟会」「復旧をすすめる飯豊の会」のメンバーが参加。要望書は3団体連名で提出した。

 要望書では、長期間の不通により「沿線自治体の人口減少・少子高齢化が加速し、地域の活力が奪われる」と指摘。国やJR東日本への働きかけを求めた。

 面会は冒頭以外、非公開。終了後、報道陣の取材に応じた関川期成同盟会の中倉虎治会長は「高校生がいる家族が(村外へ)移転...

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