新潟県は2月14日、妙高市上四ツ屋にある製造業者の工場の貯油タンクから、灯油2800リットルが漏れたと発表した。工場近くの農業排水路への流出が確認されたことから、県は排水路と、排水路がつながる矢代川の合流地点にオイルフェンスを設置した。矢代川では現在、水道や農業用の取水は行われていない。

 県環境対策課によると、製造業者が13日、貯油タンクが空になっていることに気づいた。灯油の配管が雪で破損したことが原因。当初、敷地外への流出は確認されなかったが、14日に農業排水路に灯油が浮いているのが見つかった。

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