市立小中学校の在り方検討委員会の初会合=20日、小千谷市城内4
市立小中学校の在り方検討委員会の初会合=20日、小千谷市城内4

 新潟県小千谷市の望ましい教育環境を考える「市立小中学校の在り方検討委員会」の初会合が2月20日、同市城内4の健康・こどもプラザで開かれた。検討委は学校関係者や保護者、地域の代表ら18人で構成。少子化に伴い児童生徒数が減少する中、学校規模や教育環境の現状、課題について説明を受け、意見を交わした。

 市教育委員会は、市内の小学校8校のうち1校が大規模校、7校が小規模・過小規模校となっており、不均衡が生じていると説明。中学校は5校中4校が小規模校で、教科の専任教員を配置できず、部活動の選択肢が限られるなどの課題があるとした。

 委員からは「喫緊の課題と、10〜20年後を見据えて考えなければいけない課題...

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