交流サイト(SNS)で知り合った女性を名乗る人物から現金約20万円と暗号資産約3600万円相当をだまし取られたとして、新潟県警は2月28日までに、県内の60代男性の被害届を受理した。県警はSNS型ロマンス詐欺とみて調べている。

 県警組織犯罪対策課によると、男性は2023年11月〜24年6月、SNSで女性を名乗る人物とやり取りし、「金の先物取引で利益が出る」などと、偽の「取引用アプリ」をダウンロードさせられ、暗号資産取引用の口座を開設した。

 2024年6月、男性が指定された銀行口座に現金約20万円を振り込むと、偽の利益がアプリに表示され、男性の銀行口座に1万円が振り込まれた。さらに男性は「暗号...

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