
チラシなどを配り、平和と憲法の重要性を訴えた県弁護士会の街頭宣伝=5日、新潟市西区
県弁護士会は5日、新潟市西区の新潟大学前で、平和の大切さを訴える街頭宣伝活動を行った。防衛費の増額や敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を明記した安保関連3文書の策定を進める政府を批判し、「軍事に軍事で対抗すると、際限がない軍拡競争となってしまう」と警鐘を鳴らした。
日弁連は憲法交付日の11月3日を「平和を守る全国弁護士会アクションの日」に定めており、その一環で実施した。
校門前で演説した県弁護士会憲法改正問題特別委員会の田中淳哉委員長は、ロシアのウクライナ侵攻や中東紛争など国際情勢に触れ、戦争放棄をうたった憲法9条の意義を強調。学生らに対し、政府が進める防衛費増額について「国の教育や医療などの...
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