新潟市中心部
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 日本気象協会は3月1日、新潟市で2月27日にスギ花粉の飛散が始まったと発表した。飛散開始時期は2024年よりも10日遅いが、平年並みとしている。

 日本気象協会によると、2月上、中旬に寒波の影響で気温が下がり、昨年より飛散開始が遅れた可能性がある。全国的に昨夏の気温が高かったため、花粉を出す雄花の花芽が多く作られ、今季の飛散量は昨季より多いと予想される。3月上旬から中旬にかけ、飛散のピークを迎える見込みだ。

 花粉の飛散開始の判断は、1平方センチ当たりの花粉数が2日連続で1個以上になることが条件で、その最初の日が開始日となる。同協会の観測では2月27日に2・5個、28日に1・2個確認された。

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