
特産の促成山菜を使った給食を味わう湯之谷小の児童=魚沼市七日市新田
新潟県魚沼市の全小中学校で、特産品の促成山菜を使った給食が2月に提供された。湯之谷小学校ではウルイのみそ汁や、フキノトウみそとマヨネーズを塗った焼き魚が出され、児童たちが春の味覚を楽しんだ。
促成山菜は、堀之内地域を中心にウルイ、タラの芽、フキノトウが生産されている。ハウスで栽培し、自生している物より早い時期に収穫している。えぐみが少ないのが特長で、12月〜翌年5月ごろ、関東や関西の市場などに出荷されている。
湯之谷小では2月21日、ランチルームに集まった全校児童約230人を前に、魚沼促成山菜生産組合役員の森山正輝さん(48)が栽培方法を紹介。「山菜たちに冬の寒さを一度感じてもらった後、ハウ...
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