
今年の干支にちなんだ新作「巳」を設置する加治聖哉さん=長岡市宮内2
廃材を使った作品を発表している新潟県長岡市の芸術家、加治聖哉さん(28)が手がける「ことしの干支(えと)展」が、長岡市宮内2の秋山孝ポスター美術館長岡で開かれている。会期中には新作「巳(み)」が加わり、巨大な白蛇が会場に現れた。加治さんは「どんな材料を使ったのか想像しながら、楽しんでもらいたい」と話す。
干支展は、加治さんが干支をテーマに制作していることを聞いた美術館側が打診して2024年に始まり、2回目。1月5日に始まったが、「巳」の制作は遅れ、これまでは代わりの小型の作品などを置いていた。
「巳」は体長8メートル60センチの大蛇で、2月28日に設置。大人の目線の高さまで頭を持ち上げた造形...
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