自身の写真作品をデザインしたラベルを酒瓶に貼る押山優樹さん(右)=上越市三和区塔ノ輪
自身の写真作品をデザインしたラベルを酒瓶に貼る押山優樹さん(右)=上越市三和区塔ノ輪

 新潟県の上越、妙高両市の酒蔵が、障害のある作家の絵や写真をラベルに使うプロジェクト「ぼくらのShuShuShu(シュシュシュ)」のオリジナル日本酒が、3月18日に発売される。作家の一人で上越市の押山優樹さん(24)が、写真を提供した上越市三和区の丸山酒造場を訪れ、酒瓶にラベルを貼った。

 プロジェクトは障害者の活動支援や日本酒の販売促進を目的に、新潟県酒造組合高田支部などによる実行委員会が企画。4回目の今回は、2024年10月に開催した公募展で、九つの酒蔵が作家9人の作品を選び、作品の雰囲気に合わせた味わいや風味の酒を商品化した。

 押山さんは2月25日、丸山酒造場を訪れ、社長の丸山三左衛門さん...

残り306文字(全文:606文字)