犠牲者を追悼し、復興を祈願して揚げられた三条六角凧=11日、福島県楢葉町「Jヴィレッジ」
犠牲者を追悼し、復興を祈願して揚げられた三条六角凧=11日、福島県楢葉町「Jヴィレッジ」
犠牲者を追悼し、復興を祈願して揚げられた三条六角凧=11日、福島県楢葉町「Jヴィレッジ」
発生時刻14時46分に合わせ黙とうする人=11日、福島県楢葉町「Jヴィレッジ」

 東日本大震災から14年となった3月11日、新潟県の三条凧(いか)協会(三条市)のメンバー約40人が福島県楢葉町を訪れ、復興への願いを込めて伝統の「六角巻凧」を揚げた。被災地の子どもたちが「だいすきふくしま」などと書いた大凧18枚は、海風を受けて空高く舞い上がった。

 被災地支援団体「LOVE FOR NIPPON」(東京)が開いたイベントの一環。団体理事で新潟支部長の齊藤巧さん(48)=三条市=の提案を受けた三条凧協会が2020年から、絵付け前の凧を被災地に送り、現地で絵柄を描いてもらっている。

 今年は福島市と楢葉町の子どもたちや、能登半島地震で被災した石川県能登町の住民が描いた5枚が新たに加...

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