
佐渡金銀山のゆかりの地を歩く参加者ら=佐渡市
鉱山街を歩きながら新潟県の佐渡金銀山の歴史を知る現地見学会が行われた。ひな祭りイベントでにぎわう街の雰囲気を楽しみながら、参加者は金銀山への理解を深めていた。
見学会は佐渡市が3月8日に主催。16日まで開催中の「佐渡國相川ひなまつり」に合わせて日程を組み、午前と午後にそれぞれ20人ずつ参加した。
きらりうむ佐渡に集合した参加者は、バスで史跡佐渡金山へ向かい、道遊の割戸を裏側(山側)から見学。ガイドの石川喜美子さん(69)が坑道の長さの総延長が400キロにも及ぶことを説明すると、参加者は驚きの声を上げた。
石段が続く「蔵人(くろうど)坂」からは徒歩で移動し、旧相川拘置所や京町通り、大安寺などを...
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