津南町の桑原悠町長が講演したセミナー=新潟市中央区
津南町の桑原悠町長が講演したセミナー=新潟市中央区

 地方創生とデジタル活用を考える「デジタル社会推進セミナー」が、新潟市中央区で開かれた。内閣官房の担当者が政府の方針を説明したほか、新潟県津南町の桑原悠町長がスマート農業の推進など、町の成長戦略を語った。

 総務省信越総合通信局と信越情報通信懇談会が3月10日に共催し、オンラインを含め約200人が参加した。

 講演では、内閣官房の小林剛也参事官が、政府が進める「地方創生2・0」について「各地の好事例を単純に横展開するというより、うまくいった要素を抽出しながら情報共有をしていきたい」と話した。

 桑原町長は、人口減少が進む津南町で「農業や製造業など、地域や国内で戦える産業がある。事業を整理して、伸びる...

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