
県原子力防災訓練でスマートフォンを使った受け付けを試す住民たち=11月、新潟市西蒲区
花角英世知事の2期目の任期満了まで、あと半年となった。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に注目が集まるものの、人口減少や医療、農業、防災など待ったなしの課題は他にも山積している。花角県政の2期目の政策を中心に点検し、新潟県の現状を考える。(7回続きの7)
<6>県立高校再編の遅れが起こした“逆転現象”…3学級以下の小規模校が半数超に
防災・減災対策を県政の「一丁目一番地」に掲げ、2018年に初当選した花角英世知事。肝いり政策の一つが、災害時の避難所運営のデジタル化だ。民間企業、富山大学と連携して「避難行動支援アプリ」を開発。年度末までに完成し、26年度からの実用化を予定している。
避難者の受付時...
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