国の重要文化財(重文)に指定されている新潟市中央区の萬代橋と周辺で3月21日、欄干など2カ所に落書きが見つかった。橋を管理する国土交通省新潟国道事務所は、県警に被害届を提出し、落書きを消す方法を検討している。
同事務所によると、落書きの一つは信濃川下流側の欄干の歩道側にあり、縦4センチ、横9センチほどの黄色い文字のようなもの。
もう一つは右岸下流側にある橋詰め広場の高欄で、縦1・1メートル、横4・1メートルにわたり、赤色で文字のようなものが書かれていた。こちらは重文に当たる場所ではない。
いずれも通行人が発見した。
同事務所は「萬代橋は重要文化財に指定されている貴重な構造物なので、落書きはや...
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