新潟県胎内市(旧中条町)出身の元中国残留日本兵、奥村和一(わいち)さん(故人)の姿を追ったドキュメンタリー映画「蟻の兵隊」の上映会が3月29日、新潟県長岡市大手通1のアオーレ長岡で開かれる。

 市民団体の長岡アジア映画祭実行委員会が主催。東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市が舞台の「先祖になる」も上映し、両作品で監督を務めた監督池谷薫さんらが講演する。

 「蟻の兵隊」を上映する第1部は午後0時半、「先祖になる」上映の第2部は午後4時10分から。各部1200円(当日300円増し)、高校生以下など500円。前売り券はながおか市民協働センターなどで扱う。問い合わせは実行委、090(4520)4222...