
派遣先での活動内容や課題を共有した報告会=長岡市千歳1
2月下旬に岩手県大船渡市で発生した山林火災で、長岡市消防本部から出動した派遣隊の代表者4人が、同市千歳1の市消防本部で報告会を開いた。
火災は26日に発生し、市消防本部は27日から鎮圧翌日の3月10日まで、4次にわたって職員計60人を派遣した。
報告会は約40人が出席し、3月25日にあった。第1次派遣隊の大谷隆幸消防司令長は「林野は傾斜があり、堆積物の中も燃えていたため、消火に時間がかかった。住宅に近い所を重点的に消火した」と振り返った。
現場で隊員同士がスムーズに連絡を取るための課題や、休みなく活動する中で労務管理をする難しさなどの報告もあった。
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