崩落の影響で通行止めとなっている県道=3月31日、柏崎市高柳町門出(本社小型無人機から)
崩落の影響で通行止めとなっている県道=3月31日、柏崎市高柳町門出(本社小型無人機から)

 3月に柏崎市高柳町門出で発生した県道崩落について花角英世知事は9日、定例記者会見で「復旧の見通しは立っていないが早期復旧に努めたい」とした。県は10日から現場周辺のボーリング調査を行い、詳しい地質を調べた上で復旧方法や工法を検討する。

 崩落は3月26日に発生。県によると、幅、長さともに約40メートルが崩れ、崩落箇所を含む約200メートルで通行止めが続いている。県は4月2日、専門家による現地調査を実施。8日からは斜面の水が崩落箇所に流れ込まないよう排水工事を行っている。

 良好な地盤を調べるため、10日から崩落箇所周辺の3カ所でボーリング調査をする。2週間ほどで完了する予定。地質の状況によって採...

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