J1アルビレックス新潟は第12節最終日の26日、三協フロンテア柏スタジアムで柏と対戦し、1-1で引き分けた。通算成績は1勝6分け5敗で勝ち点を9とした。順位は19位で変わらない。
【関連記事】
[アルビ試合後リポート]試合後の監督選手の言葉を紹介「負けなくて良かったと、慣れてはいけない」
新潟はPKで先制したが、柏に追い付かれ、ドローに終わった。
序盤は新潟が主導権を握った。前半14分、PKを獲得し、FW小見洋太が冷静に決めて先制。しかし32分にゴール前で崩され、同点とされた。その後も柏に押し込まれたが、1-1のまま折り返した。
後半も柏ペースが続いたが、選手交代で流れを取り戻した。30分、MFダニーロ・ゴメスのクロスにMF笠井佳祐が頭で合わせたが、枠外だった。その後も好機はつくったが、得点できなかった。
新潟の次節は29日午後2時から、エディオンピースウイング広島で広島と対戦する。
◆先発てこ入れも、白星にはつながらず…
順位がJ2降格圏の19位に低迷する中、樹森大介監督は先発にてこ入れを図った。GKを今季リーグ戦全試合フル出場の藤田和輝に代えてベテランの吉満大介を起用した。
樹森監督は理由について「今一番いいパフォーマンスの選手を出そうという思いで出した」と説明する。
32歳にしてJ1デビューを果たした吉満。「1人じゃ多分ここには立てない。支えてくれる皆さんのおかげ」と話し、1失点こそしたものの、持ち前の落ち着いたプレーでセーブを繰り返した。
しかし、攻撃...
残り1155文字(全文:1775文字)