ウクライナの子どもたちに贈ったビデオレターの一場面
ウクライナの子どもたちに贈ったビデオレターの一場面

 ロシアの侵攻で家族を失ったウクライナの子どもたちに、小千谷市千田小学校の6年生だった子どもたちが、卒業前にビデオレターを撮影した。同市にウクライナから避難している女性と交流したことをきっかけに「できることをしたい」と企画した。「日本からずっと応援しています」といったメッセージがウクライナに届けられ、中学生になった今後も支援していく思いを新たにした。

 2022年にウクライナから小千谷市に避難したイリナ・シェフチェンコさん(40)が昨年、千田小を訪れて、6年生の児童と交流。戦争で家族を失った子どもたちは、日中は楽しく遊んでいても夜は涙を流していることなど、現地の状況を伝えた。

 児童が作った16分...

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