
新潟大の学生らと対話するウクライナから避難したムタル・サリフさん(左)=新潟市中央区
ロシアから侵攻を受けるウクライナの平和を願う催し「2024 SDGs World in NIIGATA」が、新潟市中央区で開かれた。小千谷市に妻のイリナ・シェフチェンコさん(40)と避難したムタル・サリフさん(38)も訪れ、「夜は今、氷点下3度にまで冷え込むが、ヒーターがない暮らしが続いている」と現地の様子を語り、支援を呼びかけた。
にいがたNGOネットワークが主催して11月4日に行われた。新潟大などの学生や留学生約60人がボランティアとして参加した。会場では各国の文化紹介や、ウクライナの子どもを支援する小千谷市の「チームイリナ」の活動紹介が行われ、侵攻で孤児となった子どもたちへの支援を訴え...
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