新入生とその保護者を前に図書カード寄贈の意義などについて語る越後湯沢水力発電の林敏幸代表取締役(中央)=湯沢町
新入生とその保護者を前に図書カード寄贈の意義などについて語る越後湯沢水力発電の林敏幸代表取締役(中央)=湯沢町

 湯沢町の子どもたちの成長を後押ししようと、越後湯沢水力発電(湯沢)は、湯沢学園の新1年生一人一人に3000円分の図書カードを贈った。同社の林敏幸代表取締役(69)は「本を読むことは学習の入り口になる。保護者と一緒に好きな本を選び、読み続けてほしい」と願った。

 毛渡沢(けどさわ)水力発電所(土樽)を運営する越後湯沢水力発電の社会貢献活動の一環で、新1年生への図書カードの贈呈は昨年に続き2回目。

 今年の新1年生は40人。9日の入学式に参列した林さんは、式典後に教室で、たくさん読書をしてほしいという思いや図書カードを贈る理由を新入生と保護者に伝えた。

 江口範文校長(58)は「今、子どもの読書の機会...

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