
楽山苑を清掃する正徳館高校の生徒ら=長岡市与板町与板
2005年の1次合併から20年となった長岡市には、各地の住民が選んだ「地域の宝」がある。ふるさとへの誇りや愛着の源となる地域の宝を訪ね、磨き上げようと奮闘を続ける人々の思いに触れる。
時折強い風が吹いた4月下旬、長岡市与板地域の「楽山苑(えん)」に、地元の正徳館高校の生徒たちが集まってきた。5月16日から25日にある庭園のライトアップに向けた清掃活動で、今回で6回目。全校の約50人が2時間ほど、竹ぼうきや熊手で道の落ち葉を掃いたり、草取りをしたりした。...
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