雪国の風景を表現した油彩画が並ぶ作品展=見附市昭和町2
雪国の風景を表現した油彩画が並ぶ作品展=見附市昭和町2

 雪国の風景や日常を描いている三条市の洋画家、池浦倫之(みちゆき)さん(70)の作品展が5月18日まで、見附市昭和町2のギャラリーみつけで開かれている。古希を迎えて開いた人生初の個展で、暮らしに根付いた作品42点が並んでいる。

 元三条市職員で、勤務の傍ら趣味で油絵を描き始め、42年となった。個展では、廃棄処分となった車が積み上げられた風景や、除雪車の横にたたずむ男性を描いた作品などが並ぶ。

 「雪国の一景 轍(わだち)」は、雪道を進む除雪車と、通った後にできたわだちを描いた。池浦さんは「自身を除雪車に、歩んできた人生をわだちに例えた。これからの生き方や人生の向き合い方を示せたと思う」と目を細めた...

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