
出荷シーズンを迎えた三条市石上・栗林地区の春キャベツ=26日、三条市石上3
県内最多のキャベツ出荷量を誇る三条市の石上・栗林地区で、春キャベツの出荷シーズンが到来した。今年は4月に雨が続いた影響で、収穫開始が昨年より1週間ほど遅れたが、品質は良好。市場を通じて、29日以降に県内のスーパーなどに並ぶ。
春キャベツは、葉の柔らかさと甘みが特徴。地元の生産者でつくる三条園芸振興協議会では19人の農家が8・6ヘクタールで栽培している。JAえちご中越の担当者によると、6月末までの期間中に約430トンが出荷される見込みだ。
26日には、三条市石上3の出荷場に生産者や市場関係者らが集まり、キャベツの出来栄えや出荷基準を確認する目合わせ会が行われた。今年は4月の天候不順で植え付けが...
残り130文字(全文:430文字)