
難聴の子どもの成長を支えようと「児童発達支援みんな」を立ち上げた佐藤隆子さん(左)=新潟市中央区山二ツ5
難聴の子どもにも対応した児童発達支援事業所「みんな」が、新潟市中央区山二ツ5に開設された。言語聴覚士ら専門性のある指導員が寄り添い、一人一人に合わせたプログラムを作成。言葉の力を育むために大切な幼少期からの支援に取り組む。保育施設や学校にも出向いて、教職員へのサポートも手がける。
「みんな」は、新潟よつば学園や長岡聾(ろう)学校で勤めた佐藤隆子さん(62)が運営会社の代表社員となり、1月に立ち上げた。0歳から就学前の児童発達支援と、小中学生の放課後等デイサービス、保育所等訪問支援の3事業を行う。
生まれつき音が聞こえない、または聞こえにくい先天性難聴は、1000人当たり1、2人の割合で生まれるとされる。...
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