幼竹を使ったメンマ作りを体験する田上中の3年生ら=田上町原ケ崎新田(画像の一部を加工しています)
幼竹を使ったメンマ作りを体験する田上中の3年生ら=田上町原ケ崎新田(画像の一部を加工しています)

 田上町産のタケノコを使ったメンマ作りに、田上中学校の3年生が挑戦した。同町の竹林整備に向けた取り組みの一つで、厄介者とされる2メートルほどに伸びたタケノコ(幼竹)からできた人気商品を通じ、生徒たちは商品の開発・企画について学んだ。

 田上町では道の駅たがみが主導し、2年前から幼竹でメンマを生産している。中学生のメンマ作り体験は、秋の竹明かりイベント「たがみバンブーブー」内で、3年生が催しをプロデュースするための準備学習の一環として初めて実施された。

 5月20日の授業では、24本の幼竹が中学校に運び込まれた。生徒は自分よりも大きな幼竹の皮をむき、包丁で下部、胴、穂先と軟らかさに応じて切り分けた。...

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