県農業大学校で就農希望者と農業法人つなぐマッチングフェア　稲作の魅力や事業の将来性、生産者がＰＲ

　就農希望者と農業法人をつなぐ「新規就農・就業マッチングフェア」が７日、新潟市西蒲区の県農業大学校で開かれた。米価高騰などでコメに注目が集まる中、人手不足に悩む生産者は稲作などの魅力や事業の将来性をアピールした。

　新潟県などの主催で毎年開いており、この日は年５回開催の初回。農業法人など約４０社・団体が出展し、県農業大学校の学生や就農を考える会社員ら約７０人が訪れた。

　イベントでは、参加者が各ブースを回り、先進技術の活用や区画整理による業務効率化など、持続的なコメ作りに向けた取り組みについて農業法人から聞いた。参加した農業大学校１年の学生（１９）は「経営の視点に立った話を聞けてイメージがわいた」...