観光誘客などを協議した日越観光協力委員会=3日、新潟市中央区
観光誘客などを協議した日越観光協力委員会=3日、新潟市中央区

 日本とベトナムで観光分野の協力を話し合う「日越観光協力委員会」が3日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開催された。観光庁によると、24年の両国の観光客数は訪越が約71万人、訪日が約62万人。会合では将来的に計200万人に伸ばす目標などを確認した。

 日越観光協力委員会は、2005年に両国が交わした共同声明に基づき設置。約2年ごとに、日本とベトナムの交互で開催している。本県はベトナムのタインホア省、ビンロン省との間で交流協力に関する覚書を結んでおり、今回の開催地に選ばれた。

 観光庁国際観光部の中野岳史部長は「両国の観光業界を取り巻く状況の理解を深めたい」とあいさつ。ベトナム国家観光局のハー・ヴァン・シ...

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