慈光寺の杉を使ったコースターやリンゴの形の置物＝五泉市村松乙
五泉市内で商品企画を手がける「ふるさと企画」代表の斎藤みゆきさん（６８）が、市内蛭野の古刹（こさつ）、慈光寺の参道にある杉の倒木などを活用した商品の販売を始めた。商品化に当たり五泉市の森林組合と阿賀野市の工房も協力。斎藤さんは「長い年月を経て木目が細かくなった杉の美しさを感じてほしい」と話している。
慈光寺は室町時代に開かれたとされる。参道には樹齢３００〜５００年の杉もあり、杉並木は県の天然記念物に指定されている。
一部に樹勢の衰えが見られたことから、２０１２年に檀家（だんか）や市民らが「慈光寺スギ並木を守る会」を結成。斎藤さんも...
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